10月20日にラダーⅠ研修が行われました。ラダーとは看護部の教育研修システムで、Ⅰは卒後1年目の方を対象にしたものです。
この日は一日かけて、神戸での集合研修でした。
「阪神・淡路大震災記念人と防災未来センター」へ行き、施設の見学と講義を通じて災害看護について学びました。
講義の講師を担当したのは、当院の加賀総師長。阪神淡路大震災(1995年)と東日本大震災(2011年)、そして昨年起こった熊本大地震の3つ大きな災害で、全日本民医連が行った医療支援に参加した経験をもとに話をされました。
震災直後ただちに行われた全国からの医療支援は、当該地にある民医連加盟病院の中だけではなく、周辺の避難所への訪問や地域への訪問活動など広範囲に行われました。医療を必要としている人のもとへ出向いていく姿勢は、日常の看護であっても変わらない、というお話を、1年目の看護師の皆さんはどう受けとめられたでしょうか。
台風が過ぎ去ったばかりですが、また新たな台風!?
被害が大きくないことを願います。