吉田病院は西大寺赤田(あこだ)町にあります。
奈良盆地の西側にあり、ゆるやかに上ったところなのですが…
赤田町の隣の敷島町はちょうど吉田病院の裏側と接しているのですが、急な上り坂と下り坂の多い地域です。
住宅開発されたのが50年ほど前で、その時期に引っ越してこられた方の多くが高齢者となられて最寄り駅や買い物へのアクセスに苦労をされています。
病院の通院も然り、ということで。
地域の課題に病院としてできることはないか、と昨年から病院の送迎バスのルートを検討し、敷島町を中心に近鉄あやめ池駅や吉田病院をぐるりと回る巡回バスを走らせています。
『いつでも元気』は吉田病院も加盟している「全日本民主医療機関連合会」が発行している、地域と院所をつなぐ機関紙です。
その雑誌の7月号の「まちづくり」のページにとりくみが紹介されました!
巡回バスの運行は、最初週1回だったのがボランティアさんの協力がひろがって、週2回に増えました。
地域の「足」の問題は敷島町だけの課題ではありません。少しずつでも、こういったとりくみが広がっていけばいいなぁと思います。