昨日までの3日間、吉田病院の近くの公立中学校から「職場体験」のために5名の生徒さんが来院されていました。
キャリア教育の一貫として職場体験が始まった最初の年から、吉田病院では中学生の受け入れを行っています。昨年度も5校から11名の生徒さんたちが来られました。今年はまだ1校目なのですが、すでに5名…!昨年度の受入数を超えそうだなぁと思っています。
吉田病院に体験にこられるのは、医療職に関心を寄せて下さっている方です。看護師はもちろん、医師やリハビリのセラピスト、薬剤師、栄養士…などなど。病院へきて初めて、医療機関がたくさんの専門職の力によって成り立っていて、患者さんやご家族を支えるために協力し合っていることを知った、という人も少なくありません。
体験学習は3日~5日、生徒さんたちは緊張しつつも純粋な目線でスタッフが頑張っていることをよく見てくれているなぁと感心しています。患者さんひとりずつを大切に、それぞれ違ったケアや食事、「その方らしく」にこだわって頑張っていることを知ってもらうことができたかな、と思っています。
今回、中学生たちを受け入れてくれた職場は、一般科病棟の南2・南3、ショートステイ、認知症デイケアの和(なごみ)、一般科リハビリ、医局(医師によるBLS講習)など。その他、手術室や検査科、放射線科などへ見学に行きました。
その中の一つ、和(なごみ)デイケアで「てるてるぼうず」を発見しました!
中学生がひ孫さんほどの年齢になる方も病院にはおられます。
お話を一緒にして下さっていた方の表情も柔らかく、「頑張って勉強しないと!」と声をかけて下さる方も。
医療を志そうと考えてくれている学生さんがたくさん病院をたずねて下さることは、職員にとっても励みになります。
3日間の体験おつかれさまでした、吉田病院へきていただけて嬉しかったです。