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クリニカルラダーに基づき、専門職業人として患者・利用者一人一人に質の高い看護サービスが提供できるよう、それぞれの成長段階に応じた教育的支援を行います。

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Message01 2015年4月入職 B病棟所属

統合失調症の方の退院支援 他職種との連携で実現

 卒後2年目のとき、統合失調症の症状再燃で浪費や気分高揚があり、生活に支障をきたしている患者 さまを受け持ち、退院支援にかかわりました。
 退院後の生活は家族との同居を希望されていたので、両親と一緒に病気との付き合い方や金銭管理をできるように体制を整えることとなりました。金銭管理は社会福祉協議会を利用して、通帳を預かってもらいやりくりを学んでもらうことになりました。そして、早期に症状悪化を防止するため、外来看護師と精神保健福祉士の連携で定期診察回数の見直しや、精神科訪問看護の導入によりデイケアが休みの日の過ごし方や家族とのかかわりの様子などを注意深くフォローする体制を整え、入院3ヶ月 を目前に関係者による退院支援カンファレンスを実施、退院の日を迎えることができました。
 当院には退院後も地域での生活を支えていけるよう、精神科外来機能の中にデイケアと精神科訪問看護ステーション「道」があり、法人内にはグループホームや相談支援の部署も充実してきています。今後も様々な困難を抱えた患者さまと関わることになりますが、職種を越えてたくさんのスタッフと協力することで、より患者さまの生き辛さを軽減できるような関わりを行えと思っています。

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近藤 颯人(田北看護専門学校卒業)

Message02 2016年8月入職 南2階病棟所属

人生の最期に向き合う 周囲の人に支えられて

 1年目の冬、初めて緩和ケアと看とりを目的に入院された方を担当することになりました。ほぼ寝たきりの状態で食事もほとんど摂取することが出来ず、さゆを数口飲むのがやっとという状態の患者さまでした。家族さまの泣く姿に動揺してしまい、少し間をおいてやっと「大変でしたね。もう大丈夫ですよ。」と声をかけることができました。
患者さまは話すのもやっとで、筆談や指で手のひらに伝えたいことを書くといった形でコミュニケーションをとりました。自分で動くことが困難なその方はナースコールが多く、他の患者さまもいる中でどのように関わればいいかと悩んでいたら、先輩看護師から「何も出来ていないと思っても、患者さんから見たらそうではないと思う。そばにいてくれるだけでも、良い看護だと思うよ。」と声をかけられました。その言葉に支えられ、出来る限りその方の元へ足を運び、声をかけたり身体をさすったりと自分に出来る事を行いました。最期は、家族に見守られ穏やかな表情で息を引き取られました。
 看護師は人生の最終段階に関わる事が多いです。最期によりそうことが怖いという気持ちもありますが、親や先輩、友人、そして患者さまやその家族の方にも支えられているから、向き合っていけるのだと思います。これからも様々な患者さまと出会っていく中で、1つ1つの出逢いを大切にし、その人らしさを尊重して関わっていきたいです。

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石井 香織(阪奈中央看護専門学校卒業)

Message03 2016年4月入職 南2階病棟所属

初めての夜勤リーダー 患者さまの言葉に励まされて

 私が患者様との関りで一番心に残っているのは、夜勤の業務にも慣れ、初めて夜勤のチームリーダーをすることになった1月24日。この日夜勤に行くことが嫌で逃げ出したいくらいでした。その日は、腰椎麻酔の手術をされた患者様2人を含む、計14人の患者様を受け持ちました。私の頭の中は、水分解除や安静解除を忘れずにしないといけない、観察点も見逃してはいけない、明日の日勤に上手く申し送りをしないといけない、ということで頭がいっぱいでした。
そんな中で夕食の配膳をしている私にかけられた、ある患者様からの言葉が心に響きました。「お食事届きましたよ」と持っていくと、「ありがとう。今日夜勤?頑張ってね。」と励ましの言葉。私はとても嬉しく、涙が出そうになりました。不安と緊張が和らぎ頭の中を切り替えることができました。
 患者さまは看護師の顔をよく見ていると、専門学校の先生が言っていたことを思い出しました。私が不安そうな顔をしていたのが伝わったのかもしれません。私も患者さまの悩みや不安をくみ取れるように状態や情報を理解し、思いやりのある看護をしていきたいと強く思いました。また、夜勤のリーダーをすることは、より責任が大きいということを改めて実感しています。責任をもって注意を払うのはもちろんですが、これからも患者さまと笑顔で関わっていきたいと思います。そして、次は私から元気を与えられるような関わりをしていきたいと思っています

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北浦 久実代(奈良県病院協会看護専門学校卒業)

Message04 2012年4月入職 C病棟・精神科外来所属

働くことをずっと続けたくて看護師に 子どもが産まれても大丈夫

 私が看護師への道を歩もうと考えたのは30歳の時。結婚して前職を退職し専業主婦をしていましたが、以前からずっと働き続けたいと考えていたので夫とも相談し、理解を得られて学校を受験、進学することができました。学校の3年間はあっと言う間で、大変なことも多かったけど楽しい学生生活でした。苦労した実習も今につながっていると実感しています。
 女性は結婚や出産のためにライフスタイルが大きく変わります。看護師の仕事は責任も大きく悩むこともあるけれど、現在2歳の子どもがいる私ですが、産休・育休を経て職場の協力もあって時短勤務をしながら働き続けることができています。
 吉田病院には一般科、精神科、保健予防分野、在宅医療等々幅広い領域があり、色んな患者さまとの出会いを通して学べることが多くあります。これからもたくさんの人と出会い、得たものをかえしていけるようになりたいと思います。

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山内 加奈子(田北看護専門学校卒業)

採用実績校

畿央大学
大成学院大学
関西看護医療大学
白鳳女子短期大学
奈良県立奈良病院付属看護専門学校
奈良県立三室病院付属看護専門学校
奈良県立五条病院付属看護専門学校
大和高田市立看護専門学校
奈良県病院協会看護専門学校
奈良県医師会看護専門学校

田北看護専門学校
四条畷看護専門学校
小阪病院看護専門学校
清恵会医療専門学校
泉州看護専門学校
近畿高等看護専門学校
東葛看護専門学校
久米田看護専門学校
奈良文化高校